2019/07/12 12:12

水戸市は今朝、霧雨が降っていました。

この春からの日照不足と低温、そして弱い雨ふり…イネ科植物が病気を発症してしまう材料が見事に揃ってしまいました。
これは次回雨が上がった時、牧草畑へ行くとその景色は ”一面の黄色・茶色” という可能性がとても濃厚な状況です。

イネ科植物の病気はとても進行が早く "艶々した緑色の葉っぱが一夜にして変色" というのはこの季節わりとよく起こりがちな事態で、そうなるとあとは植物自身の持つ抵抗力を信じて軽症のうちに回復してくれるのを見守るしか手段がありません。回復できなければ残念ながら刈り取り廃棄と畑の消毒をしなくてはなりません。

たぶんよその生牧草屋さんもドキドキしている時期だと思います。そしてうちの生牧草・メヒシバ・オヒシバ・エノコログサ…
たとえ黄色・茶色になった生草をかわいい小動物さんたちが食べても健康上の害にはならないのですが、手にとってまじまじと観察すると毒々しい枯れ草状に見えるので…自分勝手で申し訳ないのですが販売したくありません。

日本特有のこの気候の中で減農薬で栽培するというのはこんな風にリスクが大きいですが、それでもやっぱり薬剤を散布した生牧草やお野菜を小動物さんにもヒトにも提供したくないので…厳密なルールに沿った適切な薬剤使用は健康上の害にはならないと承知していますが、今後も方針は変わりません。

そんなわけで。
グッバイ イッネ(稲)という事態にできれば陥らないことを祈りながら、しばらく静観したいと思います。


(☆ハッゝω・ピ)(ブー*・ω・*ベェ)(ポー・ω・`ル♪)